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PDCAサイクルを回すことで原価金額の削減ができる

経営は継続的改善の積み重ねです。経営者の方は必ず取り組んでいますが、経営の仕組みとしてPDCAサイクルや継続的改善に取り組んでいる企業は少ないようです。経営の仕組みとして定着することで大きな成果が期待できます。

PDCAサイクルを回すメリット

  1. PDCAサイクルによって、農業経営の継続的改善の仕組みができる。
  2. PDCAサイクルを回すことで、継続的に原価金額の削減が可能になる。

1.PDCAサイクルとは?

PDCAサイクルとは、Plan(計画)⇒Do(実行)⇒Check(評価)⇒Action(改善)を行うことで、経営や事業内容及び生産管理などを継続的に改善する仕組みの事です。
Plan(計画)⇒過去の実績や未来のこと予測し、実行可能な計画を作成する事
Do(実行)⇒計画を立てた内容に従って業務を実行する事
Check(評価)⇒業務の実行内容や結果が、計画通りや期待通りに行われているか確認する事
Action(改善)⇒計画通りに行われてない所を、修正や見直しを行う事
上記の4項目を回すことを、PDCAサイクルを回すと言い、繰り返し実施することで継続的な改善が見込まれます。

2.農業経営へ、PDCAサイクルを取り入れる

農業経営は、作物の原価管理や金額の削減だけではなく、PDCAサイクルを取り入れることで経営が強くなります。
作物の原価管理が成功し原価金額が削減したが、違う作物や翌年の生産で原価金額が増えてしまう危険性があります。
計画で決めた作物の生産原価金額や目標値を達成することは簡単ではありませんが、せっかく原価金額を削減したのに継続できないのは残念です。継続的に目標通りに利益を確保し安定的な経営を進めるには、経営としての仕組み創りが必要になります。
まずは、作物の生産原価金額を把握し、Plan(計画)⇒Do(実行)⇒Check(評価)⇒Action(改善)を行うことで、原価管理を行います。
そのためには、年度ごとに圃場及び作物単位で情報を整理することから始め、一度、PDCAを実践すれば2回目からは簡単に行えますので、継続的にPDCAサイクルを回すことが可能となります。
作物の生産原価管理で、継続的な改善の仕組みを習得すれば、作物の品質向上や色々な場面で応用が可能となります。そのことは、必然的に農業経営を安定化させ強い経営と繋がっていきます。